サイエンスルーム2016

小学生に対して、新理数生企画による数学(算数)実験ブースの出展を行うサイエンスルームを実施しました。

丸い形の便利なもの

私たちは、児童たちに円の「中心から等しい距離にある点の集合」という性質を改めて見直してもらうために、様々な形のコロや、軸の位置がずれた台車を使って授業を行いました。タイヤの形が丸なのに台が上下する台車等を実際に動かして考えてもらいました。円と似た性質をもつ「ルーローの三角形」を紹介したときは、児童も先生も驚いている様子でした。また、作図について考えるとき、作図しているときは本当に楽しそうでした。

  

  

教員によるサイエンスルーム

プロジェクト教員が小学生へ講義・実験を行いました。

講演:きれいな形を作って調べよう

講師:奈良教育大学 花木 良、吉井貴寿、高橋 亮
図形学習遊具「ポリドロン」を用いて、ピラミッド(正四角錐)やサイコロ(立方体)、サッカーボール(切頂二十面体)を作りました。また、頂点・辺・面に着目しその数を調べることで、オイラーの多面体公式を経験的に学びました。最後には、アルキメデス多面体についてもふれ、切頂六面体や斜方切頂立方八面体なども作り、調べました。様々な立体を作り・調べる活動に参加者はみな夢中になって取り組んでいました。

  

  

講演:曽爾川の水質と生き物を調べよう

講師:奈良教育大学 藤井智康
川の生き物の種類と数から水質を判定する生物学的調査とパックテスト (COD:化学的酸素要求量)による簡単な化学的な水質検査も行いました。今年も、昨年と同様にカゲロウ類、カワゲラ類、ヘビトンボ、サワガニなどきれいな川 にいる水生生物や、ヨシノボリ、カワムツ、カマツカなどの魚がたくさんみられました。パックテストによるCOD値は0〜2 mg/Lと低い値を示していました。このように、 生物学的・化学的な調査結果から、曽爾川はきれいな川であると判定しました。子どもたちは、活き活きと興味を持って、調査を行っていました。

  

  

講演:虫とり

講師:石田正樹、松井 淳
1・2年生は学校のまわりで虫とりをしました。先生もおおぜいいっしょに虫をさがしました。運動場や花だんのほか自然観察園もあけてもらいました。土手を登ると学校のそとに出 てしまいました。おかげでいろんな場所で虫とりができました。みんな自分のあみと虫かごをもって元気に虫を追いかけ、どの子のかごもいっぱいにな りました。ホールにもどって図鑑でしらべてみると、サトキマダラヒカゲ、ツマグロヒョウモン、アキアカネ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、ヒシバッタ、ショウリョウバッタ、ホソヘ リカメムシなどなど…。名まえのわかった虫をまわして、もういちど観察しました。