サマースクール2015イン曽爾

 奈良教育大学理数教育研究センターでは、平成27年8月26日から29日までの4日間、県下山村部にある曽爾小学校と中学校で「サマースクール 2015イン 曽爾」を開催しました。
このサマースクールは、曽爾村との包括連携協力協定に基づいて行われたもので、本学が推進する、優れた教育実践力を持つ理数科に強い教員の養成を目的とした理数教育プログラムに参加する学生や教員が、理科・数学(算数)実験を中心とした特別授業を行いました。小中学校では普段できない実験などを目の当たりにした児童・生徒は、驚きと感動を胸に授業に取り組んでいました。
また、曽爾中学校教員の指導の下、本学学生による中学生への学力向上支援活動を実施しました。さらに本学家庭科の有志教員・学生も参加し、家庭科の特徴を生かした取組も行われました。加えて、御杖小学校・中学校からも一部参加の試みが行われ、曽爾・御杖両村の児童・生徒の勉学を通した交流の場となりました。 これらは、奈良教育大学及び曽爾村双方における教育・研究の充実につながる有意義な取組であり、連携協力事業として大きな成果をあげるものとなりました。

チャレンジ!サイエンス サイエンスルームDCV発表会

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開校式

今年は、曽爾村でサマースクールを開始してからちょうど10年の節目の年にあたります。10周年を記念して、開校式では曽爾村の尾上教育長から、この10年の振り返りと今後の発展への期待のお言葉を頂きました。曽爾中学校の山邊校長からは、ご自身が曽爾中学校教諭だった時代のお話も交え、連携についての非常に印象深いお話しを頂きました。本学からは、長友学長と松田監事が出席し、長友学長から参加者一同を激励して頂きました。その後、曽爾中学校生徒代表、新理数2回生代表の挨拶の交換が行われました。こうして4日間のサマースクールがスタートしました。多くの人たちのお力に支えられながら、サマースクール10年目が開校されました。

  

  

  

交流会

新理数2回生が主体となって、曽爾中学校の生徒、教員、大学教員とで交流を深めました。

  

  

教員研修

教員研修:これからの算数教育で大事にしたいこと
講師:舟橋友香 准教授
場所:曽爾小学校会議室
時間:2015年8月26日15:00〜17:00
対象:曽爾村立曽爾小学校教員(12名)

次の3つの内容について、曽爾小学校の先生方を対象に研修を行いました。
(1) 全国学力・学習状況調査にみる課題について 8月25日に、全国学力・学習状況調査の結果が公表されました。生活の場面で生じる問題を算数の舞台に乗せて解決する活動の重要性、また何が正解か分からない中でも自分で判断していく「自立した学習者」に育てていくことの重要性が、結果から読み取れることについて講義を行いました。
(2) 次期学習指導要領改訂に向けた動きについて
新学習指導要領は、小学校が平成32年度、中学校は33年度、高校は34年度以降に全面実施を目指して改訂作業が行われています。公表された答申の素案をもとに、今後20, 30年の社会で活躍する人材を育成するためにどのような教育が求められているかについて講義を行いました。
(3) 「数学的に考える力」について
算数科授業のなかで育むべき「数学的に考える力」について、「多角形の内角の和の拡張」を事例に、先生方と一緒に検討しました。

  

  

学力向上支援 8月28日(木)・29日(金)

最初は、生徒も新理数生も少し緊張気味でしたが、たちまち仲良しになりました。マンツーマン対応で、学ぶこと・教えることの楽しさ・難しさを体験しました。

  

  

閉校式

閉校式では曽爾中学校山邊校長先生よりお言葉を頂き、引き続き和田穣魯札鵐拭篠垢茲螳Щ△ありました。その後、曽爾中学校生徒代表、新理数2回生代表の挨拶の交換が行われました。こうして4日間が無事終了しました。