サイエンスルーム2013

小学生に対して新理数生企画による理科・数学(算数)実験ブースの出展を行うサイエンスルームを実施しました。

数の石垣

ドイツで生まれた計算練習方法『数の石垣』を題材に、算数の面白さを伝えるための授業を開きました。一番下の段の数字を聞いただけで、一番上の段の数字がわかるマジックから二つの段にある法則を考えました。自分から考え、法則を見つけて、さらに段位を増やしたときには法則は変わるかどうかなど発展的な内容も考えられていました。この授業を通して、算数は法則などを考えることに面白さがあることを知ってくれたと思います。

  

  

マンホールの不思議

今回の算数では、身近にある「マンホールのふたはなぜ落ちないか」ということを題材として扱いました。算数としては少し珍しい、「実験」という方法をとりました。どのようになるか不安でしたが、児童たちは、いろいろな方法でふたが落ちるのかどうかを予想し、確かめていました。また、その後の理由を考える場面では、3年生から6年生までがそれぞれ自分なりの考え方を持って取り組んでいました。

  

    

吹上げパイプで感じよう、空気の不思議な力!

吹き上げパイプという懐かしいおもちゃを使って、空気の不思議な力について学びました。ストローを使い自分たちで吹き上げパイプを作り、実際に小さな発泡スチロールの玉を浮かせてみました。大きな発泡スチロールの玉やビー玉を浮かせられるか試したり、扇風機と紙風船を使った巨大吹き上げの実験をしたりしました。実験を通して、空気の力で物が動くことや浮き上がることを皆で楽しみながら実感しました。

  

  

身近なものをつかって、酸・アルカリ判定剤をつくろう!!

通常理科の実験では、酸・アルカリの判定をリトマス紙やBTB溶液といった実験室にある試薬を使います。しかし、今回は紫キャベツを使って指示薬を作ることで、身近にあるものを使い授業で行うような実験ができることを体験してもらいました。最後に、紫キャベツを使ってカラフルな焼きそばを作りました。色がかわっていく焼きそばを見て、子供たちも楽しんでいました。

  

  

教員によるサイエンスルーム

プロジェクト教員が小学生へ講義・実験を行いました。

講演:曽爾川の水質と生き物を調べよう

講師:奈良教育大学  藤井智康
曽爾川の水環境について考えるために、実際に川で調査をしました。見ただけでは分からない水質を、川の生き物の種類と数から判定しました。また、パックテスト(COD:化学的酸素要求量)を使って簡単な水質検査も行いました。調査のあと、各班代表の小学生に調査結果を発表してもらいました。どの班もヘビトンボ、サワガニなどきれいな川にいる生物がたくさんみられ、パックテストでもCOD 2 mg/L程度と低い値を示していました。この結果から、曽爾川はきれいな川であると判定しました。

  

  

講演:水の中の小さな生き物たち

講師:奈良教育大学  石田正樹
曽爾小学校の3〜6年生の生徒を対象に、小学5年理科の同名の単元に関わる授業を実施しました。大学より搬入した 20 台の顕微鏡を用いて、顕微鏡使用法の説明や、奈良公園内鷺池で採集したプランクトンの観察を行いました。顕微鏡使用法においては、スライドグラス大にカットした透明なプラスチック定規を観察させることで、見え方の違いを理解させるような工夫をしました。また、プランクトンは予めどのようなプランクトンが確認されるのかを把握し、さらには培養することで観察される種数が増える様に調整しました。大学生には図鑑を携帯させ、児童が観察している生物の説明ができる様指導しました。また、中学年を考慮して、割れ難いプラスチックのカバーグラスを使用することで、怪我などの事故が起こらない様に注意しました。

  

  

講演:虫とり

講師:奈良教育大学  松井 淳
曽爾小学校校舎周辺と曽爾川の川原で小学1・2年生と先生と大学生のお兄さんお姉さんが一緒に虫とりをした。生徒はめいめい自分の網と籠を持って元気に虫を追いかけた。たった1時間でバッタ、カマキリ、チョウ、ハチ、トンボ、カメムシ、コウチュウの仲間がとれた。トンボは5種類以上もいた。草むらや地面や花だんや水たまりなど、曽爾小のまわりにはいろいろな場所がそろっているので、こんなにたくさんの種類の虫がいるのだということを学んだ。