教員養成系大学が理工系若手人材とともに築く理数系教員養成拠点

理数教育研究センターが中心となって企画した「理数系教員養成拠点構築事業」が,科学技術振興機構「平成21年度理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築事業」の二次募集試行的取組に採択されました。

事業概要(PDFファイル)

平成21年度取組内容

1. 理工系若手人材が学校教員として着地するための教育プログラム開発のための調査・検討理工系の学部・大学院の在学者・既卒者のグループと教員養成を使命とする本学とで、理工系若手人材が学校教員を目指す場合に必要な教育プログラムを開発するための事前の調査・検討を行う。定期的に検討会を開いて問題点の洗い出しを行い、必要に応じて調査活動を行い、問題点の現実的な解決方法を継続的に検討する。なかなか一同に会することは困難であるため、ICTシステム・テレビ会議システムを活用する。

2. 理工系若手人材の学校教育現場での活動の調査・検討・試行理工系若手人材から希望者を募って、本学が主催する曽爾中学校でのウインタースクールで教育現場での活動体験を行う。本学学生のブースへの専門的見地からのアドバイスを行うと同時に、実際に理工系若手人材が独自の理科実験のブースの運用を試行する。そのための企画、準備、開発、運用を体験することにより、実践的な教育現場で理工系若手人材に必要とされるスキルの検討を行う。

3. 先端科学分野の成果を踏まえた教材・カリキュラム開発の調査・検討・試行理工系若手人材、現職教員、本学の理数教育研究センターが協力して、最先端の科学分野の成果を踏まえた教材やカリキュラムの開発を行う。期間・予算共に限定的であるため、今回は、物理学分野に限って施行を行う。先端科学分野の成果の、特に、基礎概念の生徒への導入を中心とした実験的な教材・カリキュラムの開発を試行する。

4. 現職教員が理科実験を中心とした指導力を向上させるための手法の調査・検討学校教育現場は時間的にも予算的にも余裕がなく、ましてや、理科実験器材に触れる機会が激減しているのが実態である。そこに、理科実験器材を投入して、少しでも理科実験の指導力を向上させるための試行的取組を行う。本学の理数教育センターが中心となり、本学の教員・学部生・大学院生、理工系若手人材が理科実験器材の実践的活用の指導補助を行う。この活動通しては、将来的な現職教員からのコア・サイエンス・ティーチャーの人材確保のための広報的な意味合いも有する。現職教員に、理科実験の楽しさ・重要さを広められることが期待される。

5. 理工系若手人材の教員免許取得の仕組みについての調査・検討理工系若手人材の教員免許取得、特に小学校教員免許取得の仕組みについての調査・検討を行う。県外で先行して実施が広まっている博士号取得者への教員採用試験受験資格の事例、理科専科の導入、さらには海外のティーチャーズ・トレーニング・スクールの制度、等について調査・検討を行う。加えて、教員養成6年制、教員養成4+2年制等の教員養成の将来像と理工系若手人材の教員への道筋の仕組みについて総合的な検討を開始する。

実施機関

奈良教育大学

共同実施機関

奈良県教育委員会
奈良工業高等専門学校
奈良市教育委員会
大和郡山市教育委員会
曽爾村教育委員会 (リンク先は曽爾村公式ホームページ「そにネット」)

理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築事業関連サイト

平成21年度第2次募集採択企画の決定について
平成21年度第2次募集採択企画一覧